AIエンジニア大全

コラム 2問

講師の近況・開発合宿などの学びになる小話

Q

AI-Driven Schoolの学習内容を効率よく復習するには、AIをどのように活用すればいいですか?

これまでの講義を振り返りたいときに使える、AIを活用した復習方法が紹介されました。特別なツールを新しく用意しなくても、既存の文字起こしデータを使ってすぐに始められる方法です。

やり方は次の4ステップです。

  1. 受講ポータルの講義アーカイブから、復習したい回の文字起こしデータをダウンロードする。このファイルはMarkdown(見出しや箇条書きを簡単な記号で書けるテキスト形式)になっており、AIに読み込ませやすい形式になっている。
  2. パソコン上にフォルダを1つ作り、ダウンロードしたファイルをまとめて入れる。このフォルダをGitリポジトリ(ファイルの変更履歴を管理する保管庫)として扱う。
  3. Cursor(AIを組み込んだコードエディタ)でこのフォルダを開く。
  4. チャット欄に質問を入力する。フォルダ内の全ファイルが読み込まれているため、複数回の講義内容を横断して答えてくれる。

質問例としては、「第1回から第6回まで要点を各回3つずつにまとめてください」「第5回の内容を振り返って重要なポイントを教えてください」「この講義に出てきた重要なキーワードをピックアップして解説してください」などが挙げられました。特定の回だけに絞って聞きたい場合は、そのファイルをチャット欄にドラッグ&ドロップして指定することもできます。

一度フォルダを作っておけば、講義が増えるたびにファイルを追加するだけで使い続けられます。さらに、配布されたツールや自分で作ったツールも同じリポジトリに入れておくと、AIが講義の内容を踏まえた上でコードを書いたり質問に答えたりしてくれるため、復習と開発を同時に進められて効率的です。

第3回 質問コーナーより
Q

運営会社で行われた2日間の開発合宿では、非エンジニアのメンバーがどのようなツールを作ったのですか。

質問コーナーの冒頭で紹介された、運営会社の社内イベントの話です。社員それぞれが自分の仕事に活かせるツールを、企画から開発まで2日間で1人で完結させるという開発合宿が行われました。参加メンバーは全員がAI-Driven Schoolの講義と同じ学びの土台を持ち、日常的にAIを活用している人たちです。

成果物の一つとして紹介されたのは、社内のデザイナーが作ったキャラクター画像生成ツールです。既にあるキャラクターを使って別の画像を作る作業は、最新の画像生成AIを使えば簡単そうに見えて、実際にはとても難しいものです。元となるデータがあっても「顔が少し大きい」「背景がイメージと違う」といった違和感が出やすく、プロンプトを打っては出し直す作業に膨大な時間がかかります。

このデザイナーは、その「永遠に画像生成をし続ける」という日々の面倒を解決するために、自らツールを企画しました。完成したツールでは、キャラクターの表情・ポーズ・背景のシーン・配置までを、すべてボタン操作だけで選択・調整できます。既存のデザインツールでも似たことはできますが、使いにくさが残ります。既製品では絶対に届かない、自分たちの使うツールを自分で作るからこそ価値が生まれる、というのがこのエピソードの要点です。

このエピソードから伝えられたメッセージは、たとえエンジニアでなくても、AI-Driven Schoolの学びの土台があり、日頃からAIを使う習慣があれば、誰でも便利なツールを作れるということです。それは今すぐではなく、順を追って積み上げた先にたどり着けるものだとしたうえで、これから継続すべきこととして次の3つが示されました。

  1. 講義の課題やドリルを日々怠らずに継続すること
  2. 学校の課題に関わらず、日々の実務を効率化するツール開発に自ら挑戦すること
  3. わからないことはAIに聞いて、知識の土台を築いていくこと
第4回 質問コーナーより

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